両親が何を考えて生きていたのか考えると辛くなる

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お金を貯めたい

私の昔話です

毒が多めなのでご注意下さい

私の実家は自営業

私の実家は自営業、祖父母は私が産まれるずっと前に亡くなっていて、家族みんなで頑張る系の自営業を、両親だけでこなすのは大変だったと思う

周りの友達はおじいちゃん、おばあちゃんから当たり前におこづかいをもらえるのに、我が家にはいないから、臨時おこづかいなんてもらったことがない
(母方の祖父母からもおこづかいをもらった記憶はあまりない)
いつも友達が羨ましかった

自営業休みなしということで、万年休みなしで365日慢性的に仕事をしている両親、日曜だからとどこかへ連れて行ってもらえることはほぼなく、逆に日曜は仕事が進まないからと親戚の家に預けられていた

今週はあっちの親戚、来週はこっちの親戚
私も妹も全然社交的ではないので、2人で縮こまっていた気がする

そんな家庭環境だとおもちゃ屋に連れて行ってもらうこともほぼなく、洋服すら買いに連れて行ってもらうことも全くなく、服はいつも従姉妹のおさがり
買い物の仕方は友達から教えてもらった

習い事に異様に金をかける親

強制的に公文とスイミングに行かされた
ピアノは私が習いたいとお願いして通った

それが×3人兄弟分かかって、毎月習い事で10万円程度かかっていたと最近聞いた

そんなに習い事させるとか、お金持ちじゃない?
ちなみに私は小学生の頃は成績が良かったので、何故公文に突っ込まれたのかは謎

教育ママになりたかったのかしら

学費がないと言われた衝撃

高校受験の時、母親はもっと良い高校に行け!楽して推薦入試なんか受けるな!
と毎日しこたま怒っていた

私が行きたい高校よりもっと上の高校だと、通うのが大変なので行きたくなかった
なるべく上の高校へ行かせたがる母親と喧嘩の毎日

結局私の行きたい高校に推薦で楽して入った為、母親は非常に面白くなかったようだ

こんなに偏差値の高い進学校に行かせたがる親なので、まさか大学に行くなと言われるとは思わなくて衝撃を受けた

正しくは、お金がないから国立か公立の大学にしか行ってはいけない
お金がないから自宅から通える大学にしか行ってはいけない

これを高3になってから初めて聞いて、膝から崩れ落ちたことを覚えている

私自身勉強の出来に非常に偏りがあり、センター試験で万遍なく点数を取って国立大学なんて行けるような頭がなかった
得意科目が偏っていたから、私立に行きたかった

大体、偏差値の高い進学校に行けば、県外の大学や私立の大学に行く確率も上がるのに、何で進学校に行かせたがったのだろうと不思議に思った
(進学校だと周りの友達がほぼ進学するから、じゃあ自分も行ける大学に行こうと県外や私立の大学を選ぶ確率は増えると個人的には思っている)

進学させるお金がないのなら、高卒で働くようによく言って聞かせておくべきではなかったのか

我が家は貧乏なのか聞いた時、貯えはそんなにないと正直に話すべきではなかったのか

つか私の両親は、子どもの為に学費を貯めるという脳味噌がなかったのか

いつもいつもここに辿り着いて、大変苦い気持ちになるので、今日は供養の気持ちも込めて記事を書いている

学費を貯める気がなかったのなら、そもそも偏差値の高い高校に行かせるな

学費を貯める気がなかったのなら、高校卒業したらすぐ働いてくれとか予め言っておけ

学費を貯める気がなかったのなら、お金の心配はするなとか、意味不明な甘い言葉は吐かず、事実を子どもに話せ

結局私の学力不足により、ギリ通える距離の公立の短期大学に滑り込んだ
(その後もバイト禁止とか意味不明なことばかり言われて在学期間中お金なさすぎて苦しかった)

妹が進学(公立落ちて結局私立)してからは、更に学費がキツくなったらしく、私が4年生大学に行かないでくれて助かったーと言っていてぞっとした
私が4大に行っていたら破産していたのだろうか…

いやいや、怖い怖い、もっと計画的に生きてくれ

お金の使い方が分からない

そんな家庭で育ったことで特に教えてもらったこともないからか、私が馬鹿なだけか、お金の使い方がいつになっても分からなかった

実家がお金持ちか貧乏かも、教えてくれないので分からなかった
(貧乏なのか聞くと、心配するなと言われるだけだったからね)

お金を貯金するものだとか、全くわからずに生きたものだから、社会人になってからの私はもう酷かった
お金を全部使っても使っても足りなくて、毎月カツカツに生きていた

20代はそうやって全部なくして生きてきた

貯金というものをしないといけないのでは…と気付いたのは、夫と結婚したいと思ってからだった

そう、結婚資金がないからね

ちなみに親は学費は貯めていなかったが、私の結婚式費用は貯めていたらしい
高校を卒業したら、旦那様を見つけてとっとと結婚するとでも思っていたのだろうか…
(親に可愛くないと言われて育ったので、死ぬまで独身だと思って生きていたのだが)

結局私が結婚式したくない系の人間だったので、そのお金は一切もらっていませんけどね
(結婚式をしないのならそのお金はやらないと言われ、いらないと答えた)

お金の勉強はきっかけがないとキツイ

私は結婚を意識して初めて、口座にお金を残すということをするようになった
1年でやっと100万円貯めて結婚した(いやもっと貯めてから結婚するべきだが)

そして子どもが出来て、子どもの将来の学費を貯めなければ…と考えた時、どうやってお金を貯めれば良いかわからず、余裕資金を全て学資保険(ソニー生命の変額保険ではあるが)に突っ込んでしまった

友達が投資信託を買うと資産形成が出来るよって教えてくれた時も、怪しんであまり聞かなかった

会社で同僚から、投資の本を借りて少し気付いて、中田敦彦のYoutube大学の米国ETF買う動画で完全に気が付いて、Youtubeを漁るようになった
中田さんはエヴァやハンターの動画が好きで観ていただけだったのに、私の人生の救世主になりました

お金の勉強は、本来は親から教えてもらえたら最高のはず
親のマネーリテラシーが全然ないと、何か気付きがない限り、子どもは阿呆のまま育つ

ちなみに私の一番下の独身の妹は、今も親に金の無心をする程度には阿呆なままだ

高校で金融教育が始まるとのことだけれど、いい加減な教育はやめていただきたい
本気出していただきたい
そうしないと、私のような阿呆が一定数量産されてしまう

子どもの学費を必死に稼いでいる

我が子には、高3の時の私の絶望感を味わって欲しくないので、進学も就職も可能な限り自由に選んで欲しいと思っている

両親がやらなかった学費の貯蓄を頑張っている

今日現在400万ちょっと
あと8年で4倍くらいに膨らんで欲しいナ(;▽;)

子どもにマネーリテラシーを身に付けて欲しい

両親を反面教師にして、子どもに色々学ばせたいのだか、私も自分の子どもにどうやって金融教育をして良いかは分からないので、毎日手探り状態だ

こんなのを買ってみたが、小学校の図書室にあるよと子どもに言われた時は、膝から崩れ落ちた

図書室に並べてくれる司書先生!素晴らしい!

とりあえず、口を酸っぱくして言っていることは…

お金は有限である

お金がなくなるとごはんが食べれないので生きていけなくなる

両親は命を削ってお金を稼いでいる

欲しいものを我慢できる時は我慢をしてみる

ソシャゲの課金ガチャは虚しいだけ

全力で伝えているので、きっと伝わっているはず

上の子は、課金ガチャを全くねだらなくなった
じじばばと一緒に出掛けても、「ばばのお金がなくなっちゃうから何もいらない」とか発言していたりするらしい
甘やかしたい祖父母からしたら残念な話ではあるが
(ちなみにこの祖父母は私の両親である…孫と子の扱いの違いに衝撃)

子どもの余ったお年玉も、ジュニアNISAで運用していることは一応伝えているが、ここら辺はさすがに全く分かっていないと思う

普段欲しいものを割と湯水のように買い与えて来たので(主に夫が)、あれが欲しいこれが欲しいはあまりないようだ
誕生日やクリスマスの時に、何も欲しいものがなくて困っていることが多い

これは足るを知っている状態なのか、欲しいものの世界が狭いから欲が出ないだけなのか…

欲しいものを我慢させ続けた子
欲しいものを我慢させず与え続けた子
どちらが足るを知ってくれると思いますか?

ちなみに前者は私で、後者は私の子どもです

答えは10年後くらいに分かるでしょうか

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