最近投資を始めた私が、かれこれ10年くらい投資をしている友人に、どこの証券会社?って軽い気持ちで聞いてみたら、聞いたことない証券会社でした
投資の勉強を結構したつもりなのに、まだ知らない証券会社がザラにあるなんて、まだまだ…orz
と若干落ち込んでしまいました
ふと思い出したので、しっかり調べてみようと思います
PWM日本証券
私が投資初心者だから知らないんだな、と調べてみたら、アクティブファンドが推しな感じの証券会社HPが出てきました
PWM日本証券の特徴
- 担当IFAが付く
- 商品の売買はIFAに連絡して行う
- 商品を保持している本人は直接売買できない
IFA
Independent Financial Advisor
独立系ファイナンシャルアドバイザー
(銀行や証券会社から独立しているという意味)
なんと、(面倒な)手堅いシステム…と思いましたが、これって狼狽売りをしっかり防げそうで、ある意味では良いシステムですね
IFAに連絡しないと売買できないし、いざIFAに連絡しても、いえまだ売らない方が…と止めてくれるでしょうし
気絶状態になれる!
しかし、今はコロナだからリモートで運用の状況報告を受けているらしいのですが、通常時は対面で報告を受けていたらしくて、わざわざ面倒ね…と思ってしまいました
でも、資産運用をしていない友人が食いついて、自分もそれやってみたい!となっていたので、投資をがっつり勉強しなくてお任せで済むし、良いのかもしれないですね
私は友人に、とりあえずオールカントリー買っとけばって言いそうになっていたのですが、まだまだ初心者なので口を噤みます
お金の勉強会をしてから投資を始めるらしい
PWM日本証券で投資をしている友人は、当時投資を始めるかどうかの時期に、お金の勉強会というものに何度も参加していました
私も誘ってくれたのですが、当時人生にちょっと疲れていたので断ってしまっていました
しっかり勉強していたし、てっきり個人投資家よろしく、有名なネット証券で積み立てていると思っていましたが、蓋を開けてみたらIFAさんにお任せだったので、ちょっと拍子抜けしてしまいました
最近の情勢も、「最近景気が良いみたいだね」(2021年末での会話です)っていうざっくりとした感想だったので、私みたいに、朝起きたらまず米国指数を見に行く、FOMC関連のニュースを探す、みたいな生活はしていないようでした
お任せできて、それなりに資金がある場合は、こういう運用方法もあるんだなと勉強になりました
(10年前の友人はがっつり稼いでいたので、余剰資金が結構ある状態でした)
(常に零細の私とは大違い(´・ω・`))
米国ではIFAをつけて資産運用することはよくあることみたいなので、遅れている日本にも、そのうち普及していくのでしょうかね
PWM日本証券の商品
手数料や信託報酬のお高いアクティブファンドは見ないで、インデックスファンドを探してみました
私が投資したいと思う商品が見つかるでしょうか
私が投資したい商品とは
インデックスファンド
私はアクティブファンドをあまり信用していません
インデックスファンドより成績が低くなることが多いのに、コストが高いのです
悪い成績にコストを引かれて、更に成績が悪くなります
あくまで私の偏見です
レバナスみたいに、信頼できるインデックスにレバレッジをかけるのはありだと思っています
純資産総額最低100億円以上
指数から乖離しないよう安定した運用をしてほしいので、純資産総額は大切です
申込手数料なし
買う度に手数料がかかる商品は購入したくないです
(ない場合は隠れコストに含まれているのだと思いますが)
信託財産留保額なし
売る度に手数料がかかる商品は購入したくないです
(ない場合は隠れコストに含まれているのだと思いますが)
信託財産留保額については、河童さんが詳しく解説してくれて、勉強になります
信託報酬~0.2%程度までを希望
※信託報酬は全て税込記載とします
ローコストインデックスファンドが人気な昨今、わざわざ信託報酬がそれより高い商品を選ぶ必要性はどこにもないと思っています
本音を言うと、三菱UFJ国際投信の
eMAXISslimオールカントリー 0.1144%
eMAXISslim米国株式(S&P500) 0.0968%
こんな商品があるんだから、同じくらいじゃなきゃ買いたくないですよね
インデックス(指数)の種類
MSCIコクサイ・インデックス
日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株のうち、約1,300銘柄で構成される平均株価
MSCIオ-ル・カントリー・ワールド・インデックス
世界の先進国23ヵ国と新興国24ヵ国に上場する大・中型株のうち、約2,900銘柄で構成される平均株価
S&P500
米国のニューヨーク証券取引所・NYSE MKT・NASDAQに上場している企業のうち、代表的な約500銘柄で構成される平均株価
ダウ・ジョーンズ工業株30種株価平均
ニュースでよく聞くNYダウのこと
米国を代表する輸送株・公共株以外の大型株30銘柄で構成される平均株価
世界株式
ではでは実際に見ていきましょう
世界株式というくくりですが、ほとんど先進国株式ですね
SMTグローバル株式インデックス・オープン
運用会社:三井住友TAM
純資産総額:1,481.04億円
申込手数料:一律1.10%
信託財産留保額:0.05%
信託報酬:0.55%
連動指数:MSCIコクサイ・インデックス
申込手数料があるインデックスファンドがあることにびっくりしました
信託財産留保額が実際にあるファンドも初めてみました…
信託報酬がかなり高いですね
2008年に設定されているようですので、当時の信託報酬のままなのかもしれません
当時はまだまだ信託報酬も高かったそうですしね
×ともかく申込手数料・信託財産留保額・信託報酬、全てにおいてこの商品はなしです
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド
運用会社:三井住友DS
純資産総額:1,175.97億円
申込手数料:なし
信託財産留保額:なし
信託報酬:0.275%
連動指数:MSCIオ-ル・カントリー・ワールド・インデックス
お、ちゃんと世界株式のファンドです!
信託報酬も割とお安めです
でもね、三菱UFJ国際投信のeMAXISslimオールカントリーなら、信託報酬は0.1144%です
こちらのファンドの半分以下ですね
△ということで、なしです
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
運用会社:ニッセイ
純資産総額:4,355.48億円
申込手数料:なし
信託財産留保額:なし
信託報酬:0.1023%
連動指数:MSCIコクサイ・インデックス
知ってるファンドが出てきて安心しました
大人気ファンドです
信託報酬もお安く全く問題ありません
◎この商品はありです!
たわらノーロード先進国株式<為替ヘッジあり>
運用会社:AM-One
純資産総額:171.52億円
申込手数料:なし
信託財産留保額:なし
信託報酬:0.22%
連動指数:MSCIコクサイ・インデックス
純資産額171億しかないです
為替ヘッジありだからかな?為替ヘッジなしのたわら先進国株式は売れてますもんね
為替ヘッジありしか取り扱いがないなんて…何故?
信託報酬は良いのに!
△為替ヘッジありが個人的に邪魔なので、この商品はなしです
為替ヘッジについて投資塾のゆうさんが詳しく解説していますね
米国株式
個人的に本命の、米国です!
米国株式インデックス・ファンド
運用会社:ステート
純資産総額:402.44億円
申込手数料:一律1.10%
信託財産留保額:なし
信託報酬:0.495%
連動指数:S&P500
申込手数料があります…
信託報酬が非常に高いです
S&P500指数は大好きです!
×申込手数料・信託報酬、の点からこの商品はなしです
eMAXIS NYダウインデックス
運用会社:三菱UFJ国際投信
純資産総額:377.33億円
申込手数料:なし
信託財産留保額:なし
信託報酬:0.616%~0.66%
連動指数:NYダウ
珍しいNYダウの指数連動です
こんな信託報酬の書き方は初めて見ました
同じNYダウでも、大和かAM-Oneなら信託報酬0.2475%で済むので、わざわざこれを選ばなくても…と思ってしまいます
×はい、信託報酬が高いのでなしです
つみたて米国株式(S&P500)
運用会社:三菱UFJ国際
純資産総額:42.65億円
申込手数料:なし
信託報酬:0.22%
連動指数:S&P500
純資産42億、全然売れていません
ちょっと言いたいことがあるんですが…
三菱UFJ国際投信はさぁ、eMAXISslimっていう信託報酬激安の商品を持ってるじゃん
なんでわざわざ信託報酬が高い商品を採用するの?
eMAXISslim米国株式(S&P500)なら信託報酬は税込0.0968%です
×純資産額・信託報酬、の点でなしです
オマケのレバレッジ商品
IFAを挟んだ売買なので、長期顧客向けの手堅い資産運用オンリーの証券会社かと思ったので、レバレッジ商品はないかと思ったのですが、ちゃんとありました
- One日本株ダブル・ブルファンド
- One日本株ダブル・ベアファンド
- 楽天日本株4.3倍ブル
- 楽天日本株トリプル・ベアⅤ
うお…短期で日本株で遊ぶ用のすごいのが出てきました
こんなしょっちゅう売り買いするであろう商品、売買の度にイチイチIFAに連絡するの面倒そうですね
短期売買で連絡をIFAに毎回するのが苦じゃなければ問題はないですね
残念ながら、外国株式のレバレッジ商品はありませんでした
レバナスを取り扱ってもイイと思うよ!
商品を調べての所感
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
が唯一買いたい商品でした…
私が投資する気のない、日本株式や新興国株式は割愛しました
インデックスファンドの取り扱いが少なすぎると感じます
全世界株式1・先進国株式3・米国株式3 でしたね
アクティブファンドは結構取り扱いがありました
私が最初に、アクティブファンドが推しな感じの証券会社と言った意味がわかるでしょうか
ちなみに、PWM日本証券で米国株式の商品は3ファンドでしたが、
楽天証券で北米のインデックスファンドは33ファンドあります
SBI証券で北米のインデックスファンドは55ファンドあります
近年人気の米国株式インデックスファンドが3ファンドだけというのは、ちょっと少ないことがわかると思います
商品を調べていて思ったのは、iDeCoみたいだなってことです
商品数が少なくて、商品自体がちょっと古いところが
商品数に上限のあるiDeCoじゃないんだから、もっと充実してくれてもよさそうなものなのに…
と思いますが、IFAに払う手数料を捻出する為、報酬が高めな商品を厳選しているのが現状でしょうか
どんな人におすすめ?
こんなに口を出す時点で、私はIFAとうまく行きそうにないと思うので、PWM日本証券さんとお付き合いすることにはならないと思います
ニッセイ外国株式100%運用でお願いしますって言っちゃうので、ポートフォリオもクソもないですね
私みたいに自分で投資の勉強をへんにかじっていると、IFAの提案する投資戦略と合わなくて、不満を感じてしまいそうな気がします
投資は最後は自己責任なのに、自分の好きな商品を好きな時に買えないのは、なんか妙な感じです
そしてコミュ症の私は、定期報告で顔を合わせたり、売買の度に連絡をしたりという行為自体がキツイです
美容院の予約入れる電話すら嫌な人間なので
投資の勉強をする時間はないけれど、ある程度まとまった現金があって、遊ばせておくのがもったいないから資産運用がしたい、という方には非常に良い選択肢になると思います
私の友人も、夫から資産運用を任されたがいったいどうすれば…という状況の子が、こちらの話に食いついていましたので
そして、私と違ってコミュ力がある方には良いと思います
投資って孤独で退屈なものなので、一緒に一喜一憂してくれる相棒がいるって思うと、それはそれでありかなと思いますよね
PWM日本証券のことを書いてるブロガーさん
PWM日本証券について書いている投資ブロガーさんはいないかな、と探してみたけれど…
全然見つからない!
ブログって基本的に忖度なしの個人の意見が見れて、とても良い媒体だと思っています
アフィリエイト用の記事だと忖度が激しいこともあるかもしれませんが
やっと見つけたPWM日本証券関連のブログ記事を、忘れないように貼っておきます
PWM日本証券で運用されている方のブログ
使い心地の感想があるので、検討している方には為になるかと思います
使い心地は悪くないようです
お金の勉強会に参加された方のブログ
実際に勉強会に参加された上での感想が書かれていて分かりやすかったです
買付が10万円単位っていうのが少額投資家の私には厳しいです
PWM日本証券のサイトを見ると、月1万円から可能とありますので、ちょっと変わったのかもしれません
でも、100円から買えるのが投資信託なのに、という感想は一緒ですね
1級FPの方のブログ
アクティブファンドはインデックスファンドに負けているよ、と具体的な数値を示してくれています
そうそう、ですからインデックスファンドを買いたいです
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